大工の西方です 西方建築

新潟市南区庄瀬地区で大工と米作りをしています。一級建築大工技能士 二級建築士 新潟清酒達人検定 銅の達人

刻み 宗近 叩き鑿

 

刻み

杉のKD材(人工乾燥材)を刻んでいます。KD材は高温で乾燥しているため、香ばしい香り?で、色も茶色っぽく、鑿を入れると硬くて粘りのない感じがします。普通の杉とはまるで違う木のようです。現在はKD材が一般的ですが、賛否両論あるようです。特徴を見極めながら、用途や予算に応じて適材適所で使っていかなくてはと思います。

 KD材を刻むと鑿がすぐに切れ止むので、研ぐのが大変です。鑿によっては鋸の刃のようになります。

宗近 叩き鑿

学校推奨の叩き鑿でした。

有名な“三島の宗近”ではなく、問屋銘か何かだと思います。価格もお手頃で、八分で4400円でした。初心者にはちょうど良い鑿です。

 裏は研ぎに悪戦苦闘していたあの頃の形跡が残っています(涙)
f:id:katoributa-sn:20170208222319j:image
f:id:katoributa-sn:20170208222333j:image

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ
にほんブログ村