刻み 宗近 叩き鑿
刻み
杉のKD材(人工乾燥材)を刻んでいます。KD材は高温で乾燥しているため、香ばしい香り?で、色も茶色っぽく、鑿を入れると硬くて粘りのない感じがします。普通の杉とはまるで違う木のようです。現在はKD材が一般的ですが、賛否両論あるようです。特徴を見極めながら、用途や予算に応じて適材適所で使っていかなくてはと思います。
KD材を刻むと鑿がすぐに切れ止むので、研ぐのが大変です。鑿によっては鋸の刃のようになります。
宗近 叩き鑿
学校推奨の叩き鑿でした。
有名な“三島の宗近”ではなく、問屋銘か何かだと思います。価格もお手頃で、八分で4400円でした。初心者にはちょうど良い鑿です。
裏は研ぎに悪戦苦闘していたあの頃の形跡が残っています(涙)