大工の西方です 西方建築

新潟市南区庄瀬地区で大工と米作りをしています。一級建築大工技能士 二級建築士 新潟清酒達人検定 銅の達人

軒天張り替え 狭い(´ω`)

朝焼けがきれいでした

仕事の日は6時頃に作業場にいって、冬場は薪ストーブの火をおこして、そうじをしたり研ぎ物をしたりしています。

そのお供にラジオ(FMポート)を聞いているのですが、モーゲー(モーニングゲート)の遠藤麻理さんも「朝焼けがきれいですね」と言ってました

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軒天の張り替えです

ベニヤが剥離しています。

どんなものでも必ず劣化するものですが、どちらかと言うと、ベニヤや集成材など、接着剤で貼り合わせたものは、外部や湿気の多い所にはあまり向いていないようです。年数が経たないとわからない事なのですが、

明治の人は「貼ったものはいつか剥がれる」と言ったそうです(親方談)

 もちろん、ベニヤや集成材の良い所もありますので、適材適所ですね

今回は珪酸カルシウム板を張る事になりました。 

けい酸カルシウム板は、けい酸質原料、石灰質原料及び補強繊維を主原料とした製品です。

 主に天井・壁材として使用するウエットマシンで抄造した「けい酸カルシウム板タイプ2」と、ボード

プレスで圧縮成形した主に鉄骨の耐火被覆材として使用する「けい酸カルシウム板タイプ3」の2種類が

あります。

 けい酸カルシウム板は、オートクレーブ処理をしているため、強く安定した結晶構造を持ち、結晶構造

を持たない他のボードと比べて経年変化、温湿度による変質・変形が少なく、安定した品質を持つ不燃材(不

燃材料認定番号:NM─ 8576、NM─ 8578)です。

 また、けい酸カルシウム板は軽量で加工性に優れ、断熱性能も兼ね備えています。(引用)

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庫裡の屋根

懸魚は先日亡くなられた大工さんがつくったものです。手持ちの道具で工夫してつくったそうです。さすが(*´ω`*)

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船枻(せがい造り この辺では“すいがい”と言っています。
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本当に狭かったので、釘打ち機どころか玄能を振ることもままなりませんでしたが、何とか張り終わりました。

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糸魚川市で大規模な火災が発生しました

被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

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