大工の西方です 西方建築

新潟市南区庄瀬地区で大工と米作りをしています。一級建築大工技能士 二級建築士 新潟清酒達人検定 銅の達人

陣ヶ峰瓦の鬼瓦 蔵の屋根替え 二日目

陣ヶ峰瓦とは加茂市の陣ヶ峰でつくられていた黒くつやつやした瓦です。雨の日に上がるとかなり滑るので危険です!

 

陣 ヶ峰で瓦の生産が始まつたのは、天保年間 (1843:歴史年表)、三河国 (愛知県)(石 川県
経由か)か ら来た職人によつてその技術が伝えられたという。
旧新潟税関 (現新潟市郷土資料館―重要文化財一)や 三条市本成寺の屋根瓦にも、陣 ヶ峰瓦
が使われているという。
瓦茸きの普及のなかで、江戸時代になつて 「桟瓦」 という新 しい瓦 (方形で波状をなす普通の
瓦)が 工夫され、現在に至る瓦屋根の普及の基 となつた。

とのことです。

 

安田瓦に葺き替えるので平瓦は瓦屋さんに回収してもらったのですが、この鬼瓦はお客様が保存しておくそうです(*´ω`*)残念ながら現在はつくられていないので貴重です(*´ω`*)
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